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設立の経緯
農業を取り巻く内外ともに厳しい環境にある現在、改めて我々の祖先が土地を開墾し、水を引き、水稲など農作物を大切に育てる努力を積み重ねて、安定した農業と農村社会を築いて来たことを胸に刻み、食料の安定供給は勿論のこと国土の保全にも大きく貢献してきた農業農村の大切さ、重要性を広く人々に訴えて、ひとりひとりに再認識を得ることによって、21世紀の担い手が誇りと気概を持って我が国農業農村の将来を切り拓いていけるように、ソフトの側面からも支えていくことが土地改良関係者の使命であることから、奈良県土地改良事業団体連合会が設立母体となり、奈良県知事の認可を得て農業振興会館を設立した。
初代奥野誠亮理事長は、農業振興会館の設立に尽力され、奈良県内において農業技術の開発、農村環境の整備に努め、その普及および教育に功績のあった個人、団体の表彰制度を確立された。
財団の沿革
昭和63年11月19日 | 財団法人 農業振興会館設立。 |
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平成2年3月31日 | 農業振興会館「なら土連会館」竣工。 |
平成26年4月1日 | 認定法に基づき、公益財団法人 農業振興会館となる。 |
令和元年6月1日 | 橿原市城殿町459番地に移転する。 |
歴代理事長
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奥野誠亮 |
荒井正吾 |
奥野信亮 |
目的
この法人は、国際化時代に対応した自立できる農業と活力ある農村の建設に資するため、農業生産基盤の整備開発と農業生産技術の向上の援助、指導等を行うことを目的とする。
事業
- 農業技術の啓発と普及教育
- 農業技術の開発普及等に対する顕彰
- 農業及び農村に関する情報の収集、分析及び提供
- 農業に関する調査研究及び助成
- 農業環境及び農業基盤整備についての技術指導及び援助
- その他目的を達成するために必要な事業